こんにちは、北野です。
加東市社の新築住宅建設予定地の地盤調査したところ
支持層が2.5mまでまったくないという
地盤が非常に悪いという結果が出ました。
湿式柱状改良杭工法(セメントミルク工法)で
地盤改良することになりました。
湿式柱状改良杭工法とは、粉体のセメント系固化材と水を、
あらかじめプラントで攪拌してセメントミルクを作り、それをポンプで圧送し、
ロッドの先から吐出させて、地中で土とスラリー状になるまで混合攪拌して杭を作ります。
使用材料:宇部三菱セメント(ユースタビラー10)
添加量 :土砂1立方メートルに対し通常280kgの固化材を使用します。
混合比 :水100%・固化材80%から水80%・固化材100%
※土質や土砂の含水比によって調整します。
杭の直径:400mm.500mm.600mmの3種類
※この現場は600mmです。
最大杭長:12mまで
・1、セメントミルクが外にあふれない様、あらかじめセメントミルクの
体積分だけの土を掘削して取り除いておきます。
・2、設計の深さまでロッドの先を掘削します。
・3、逆転上昇しながらロッドの先からセメントミルクを吐出します。
・4、セメントミルクが土と、色むらが無くなるまで混合攪拌の為に、
正転下降、逆転上昇を繰り返します。
・5、杭の天端を、基礎のベース底、もしくは栗石天端の高さに仕上げます。
※砂質土の場合、セメントミルクの水分が、まわりの砂に吸い込まれて
後で杭の天端が下がる事が有るので、数時間後もう1度杭の天端の高さを
チェックする必要が有ります。
湿式柱状改良杭の長所
支持層が無くても、摩擦杭として支持力の計算ができますので、
ほとんどの地盤に対応が出来ます。
乾式柱状改良杭で施工出来ない地下水位がある時でも、
水が流動していない限り、施工が可能です。
※水が流動していると、改良柱体が固まるまでに
水圧によって杭が削られてしまうからです。
湿式柱状改良杭の短所
- 施工機械が大きい為、4tトラックが進入出来る道路と、
基礎が出来る場所とは別に機械類をセット出来るスペースが必要です。
- 他の基礎補強杭に比べて、施工単価が少し、高くなります。
- 施工時に水道が必要です。水が確保出来ない時は、
給水車のリース代が、別途かかります。
それでは本日はここまで、失礼します。
オヤジ悩む・ ・ ・!!