奥様:
アンティークを基調に、大正浪漫(ろまん)といいますか、レトロモダンを基調に朝井さんと一緒にくつろぎの空間を考えました。私の思いや考えに対して、朝井さんからプロとしてのアドバイスも沢山いただきました。そうして出来上がった洗面所の入り口の引き戸は、昔のわが家の格子戸なんですよ。そして中に入ってみると手作り感いっぱいの洗面台と洗濯機コーナー。トイレは和風庭園の感じに、光の演出をしてみました。
朝井:
ここのトイレ、すごく落ち着くんですよね…(笑)。
しかも、部屋のところどころに竹やランプ、手作りのカーテンなどが付けられているのですが、これは藤井さんがご自身で考えて、細かい作業をされています。藤井さんの繊細な、家づくりに対する感性が感じられますね
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玄関に入ったとたん、
そこは大正ロマンの時代に。
タイムスリップしたみたい…
でした。 |
洗面所の入口の引き戸は
昔格子戸として使用していた
ものを再利用。 |
奥様の感性にピッタリの
手作り感溢れる洗面台。 |
お部屋を拝見させていただくと、古い家具や、昔懐かしい扇風機や、陶器のようなものが本当にたくさんありますね〜。
奥様:
そうなんです、わが家の家づくりに欠かせないのが、このアンティーク家具なんです。
リビングをはじめ、玄関、寝室、客間など、随所にアンティーク家具を飾っています。
色も形もどれひとつ同じモノはない。骨董屋さんで見つけた物もあれば、粗大ごみで捨てられていた古い扇風機など、その役目を果たし自然に変色したものなどは、アンティーク家具として再びよみがえるんです。
「さてさて、この陶器はどこに使おうか?家とのバランスは?部屋との色の相性は?」
と、思いを巡らせてみます。同じモノがないからこそ、生かし方が難しいんですよね。
だからしっくり来なければ何度でもやり直す。そしてこの作業がすごく楽しいんです。
朝井:
なるほど…ところで玄関を入ったところに、水車のようなものや陶器などが置いてありますが、これはもともとは何だったのですか?
奥様:
水車のようなものは、昔の糸巻き機です。この玄関を見てどう思われましたか?
私が最も大切にしているものは、おもてなしの心なんです。私はアロマテラピーの先生でもあるんですが、家族だけじゃなく、わが家に来られたお客様が、それを見て何となく癒されて、くつろぎを感じていただいたり、うれしい驚きや不思議を感じてくれる瞬間が、何よりのねぎらいの時間なんです。そんなことをいつも考えながら部屋のレイアウトなどを考えているんですよ。
朝井:
なるほど、そこまで考えてレイアウトされているんですねー…(スゴイです!)
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洗濯機も部屋との色の相性を
考えています。
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トイレは和風庭園と
光の共演です。 |
「わび」「さび」の世界を演出した
落ち着いた雰囲気の客間。 |
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